背骨のS字カーブ

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人間の背骨は頸椎と腰椎が前湾、胸椎が後湾していて
横から見ると緩やかなS字カーブを描いています。


この背骨のS字カーブを「生理的湾曲」といいます。

 

このカーブにより背骨にかかる力を上手に分散させることが出来、
曲げたり伸ばしたりの運動をスムーズに行うことが出来ます。


人間の頭はとても重いものですが、これを体の天辺に載せていられるのも
また足から伝わる衝撃から頭を守れるのも、このS字カーブのおかげです。


このS字カーブの湾曲が深すぎたり浅すぎたりしても
体に歪みがおこります。


例えば胸椎の後湾が深くなれば猫背になり姿勢が悪くなりますし、
逆に全体のカーブが浅くなれば背中の筋肉は常に緊張して
慢性の肩こりや頭痛を引き起こす原因となります。


腰椎の前湾が深くなれば腰痛だけでなく外反母趾の原因にもなります。


また端な話をすれば、腰椎のカーブがなくなると二足歩行が出来なくなります。
ゴリラが二足で歩けないのは腰椎の前湾がないからなのです。
人間は腰椎の前湾が出来たからこそ、二足で立ちあがれるようになりました。


猫背になり胸椎の後湾が深くなると腰椎のカーブは浅くなります。
また腰のそりが強いと、胸椎や頚椎のカーブも強くなります。


このように背骨のS字カーブはそれぞれのカーブが影響を与え合います。
また姿勢の癖が反映されやすいので、
日頃から正しい姿勢でいるよう心がけましょう。

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