二の腕活躍論

二の腕の後ろっ側は「上腕三頭筋」といいますが


ホウレンソウを食べて浮き上がるポパイのチカラコブに比べて

ちょっと地味な存在であることは否めない。


否めないが、実は結構働き者だ。


ネギの先っちょがはみ出す、昔懐かしい買い物籠を腕に下げたりだとか

デートの洋服と合わせたがために、じぇんじぇん荷物が入らない

小さなハンドバッグを直角にした腕に引っかけ続ける時だとか

終わりが見えない書類の山に囲まれてパソコンをひたすら打つ仕打ちとか


そう言った時にアナタの腕をカゲながら全力で支えてくれるのは

糟糠の妻でもなきゃ、

色っぽい秘書のお姉さんでもなきゃ、

”一生大事にするよ”と最大の嘘をついた傍らの亭主でもなく


「上腕三頭筋」


なのです。


ちなみにカラダはつながっていますから

ココを施術するだけで

アンナトコからコンナトコ、いやんソンナトコまで治ったりします。


カンカラスコーン治療

ヒステリー球という喉に症状が出る自律神経障害がある。


球と言ってももちろんラムネの玉ころのようなものが

喉に詰まっている訳じゃない。

というより、喉に違和感があるのに

検査で異常や器質的な変化が見られないのがヒステリー球である。


が、先日自律神経障害に話が及んだ時に

我が師匠が言った。


「ヒステリー球」なんて

コンコンコンコンッ

カンカラスコーンッッ

って治しちゃうぜ!


喉のあたりをピンボールの玉がカンコン動くような動作で

指し示しながらニカッと笑うのだ。


そんなバナナ。と思うと同時に

まいったなぁ、やられたなぁと思った。


入学当初この師匠に

「整体師の仕事は大丈夫だって患者さんに言ってあげることです。」

と教わった。


治るイメージを与えることこそ一番の治療。

その為の技術と言葉と想像力を養いなさいと言われた。


とくに自律神経障害のような不安が先行するタイプの治療時には

治るイメージがとても重要になってくる。


カンカラスコーンには

治るイメージと元気になるイメージが含まれていた。


私なんかまだまだあまちゃんで

切ない症状を聞くと思わず一緒につらくなっちゃったりするけど、

そんなんじゃまだまだダサいぜ、と思わされる一幕でした。


寒さをナメたらあきまへんで

最近の寒暖の差はすさまじいものがある。

こんなんじゃ体がダメになっちゃうよ!!

誰もが動物的な直感でそう思うだろう。


ではなんで寒暖の差が激しいと体がしんどくなるのだろうか?


それは寒暖の差が体にとってストレスだから。


こう書くとヒジョーに当たり前な感がありますが

皆さんはご存じだろうか?

俗に言う「ストレス」とは4つの分類から成り立つことを。


4つとは・・

◆いわゆる精神的ストレス

◆構造的(歪みによる)ストレス

◆化学物質によるストレス


そして

◆気温・湿度によるストレス


満タンの湯船に人が入るとお湯があふれるように

例えば浴槽すれすれまででなんとか治まっていたストレスが

「あっ寒い」というストレスを投げ込まれた瞬間にあふれ出ちゃう。


そんでもって体調不良を起こしちゃう。


たかが寒さと侮るなかれ。

あったかくすること。気温以外のストレスを減らしておくことが

寒さに打ち勝つ秘訣です。

月に痛む

「先生。安アパートの癖に湯船から見事な月が見えてね。

嬉しくなって見上げてたら30分も時間が経ってて

お風呂から出た時には首に痛みが出てました。」


こういうトボけた理由で痛みをこしらえてくる患者さんて

けっこう好き。


さて、上を向くと首の後ろが痛いんです。

上を向こうとすると痛みで動きが制限されるんです。

という痛みの出方は

首の痛みシリーズとしてはかなり定番である。


この場合どこが悪かっていうと

圧倒的に背中の骨に問題があることが多い。


背中の骨の動きが悪くなることで

首を後ろに倒しづらくなるのだ。


それに首を後ろに倒すために使う筋肉は

首の後ろから背中にかけてついているから

首の問題と背中は実は切っても切れないご縁の関係。


ずっと月を眺めていたい晩は

首と背中に最初に相談してあげましょうね。




 

私の人生で

クリスマス以上に関係のなかったバレンタインデーも

石田さんの手作りガトーショコラで幸せ気分になりました。

ごちそうさまでした^^


頭痛は一生の友だと思っているあなたへ

私はかつて大変な頭痛持ちだった。

頭痛のない人には分からないかもしれないけれど

脳に近い部分に痛みが出ることほど

つらいものはない。


例えば空が曇ってくると次第に

片方のこめかみの上あたりに忍び寄る気配がある。


あぁこれはあともう一押し何かあれば

間違いなく耐えられぬ痛みに変わるな。という気配。


そのうち、ズキン、ズキンと脈に合わせた痛みが

はっきりと感じて取れるようになる。

もはや気がつかないふりが出来ないほどの痛みに変わっている。

もうこうなると後戻りは出来ない。


吐き気が襲ってくる。

冷や汗が出てくる。

ついでに鼻水も出てくる。

終いには情けなくも涙が出てくる。


ところでこれを読んでいる頭痛持ちのあなた。

頭痛って整体で治るって知ってた?


私は頭痛が治ったことが整体師になった理由と言ってもよい。


いわゆる頭痛は自律神経の障害。

自律神経の障害=血行障害が起きているってことです。


肩がこると頭痛が起きるのもこのためよ。

天気で頭痛が起きるひとも

肩の血行を良くしてあげれば全然違うわよ。



頭痛って、実は、治るんです。



注:脳に異常がないことが前提のおはなしです。





 

スワロフスキーのビーズで作ったトトロ。

とっても可愛いです。

石川さんありがとうございました。


ロダンの背中

久々に県立美術館に行った。

残念なことに改装中で閉館。

しかし常設展のロダンは見れると言う事で

そちらに足を向ける。


ロダンの像は何回か見たことがあったけど

整体師になってからは初めてだった。


せっかく作り上げた芸術作品には申し訳ないけれど

整体師としては、裸体の筋肉がその芸術性以上に気になる。


なぜかロダンの彫刻は左の背中が盛り上がっている人が多い。

なぜだ。

なぜこんなに歪んでいるんだ。

それとも肝臓が悪いのだろうか。


それになぜこうも皆、大円筋が発達しているんだ。

カレーの市民は懸垂が大好きだったのか?


その上アキレスけんは真っすぐだ。

みんなモデル張りに歩く姿が美しかったのだろうか?


なぜだ??


等々、殆ど小学生レベルの感想を持ちながら

それでもなかなかに良い時間を過ごすことが出来ました。


それにしてもたった300円で美しい彫刻と

豊かな空間を手にすることが出来る訳だから

幸せなことですね。。。って、説得力ないか^^;

深夜特急

深夜特急という本がある。

ユーラシアを渡るバックパッカーのルポルタージュ。


時々この本に憧れた若者が中東辺りで事件に巻き込まれたりするが

その行動の良し悪しは別として、この本を読めば、

同じような放浪をしてみたいと思う気持ちは否めない。


この本を初めて読んだのは10年くらい前だろうか。

下北半島へ向かう電車の中だった。


人生とは旅である。

だなんて、誰かがそこココで言うセリフだけれど

本当にそうだな。と最近思う。


どこに終点があるのか、

今どの地点にいるのか、

この先どの道を選ぶのか、


うんざりするような繰り返しと自問自答が

それがそのまま生きることなんだな。と思う。


もちろん鼻歌まじりにスキップしたくなる日だって、沢山あるわけだけど。


整体師という仕事を始めてから

めっきり旅に出なくなった。

自由のきく仕事の不自由な点である。


今年時間が取れたら

知らない街をただただひたすら歩くような旅を

またしたいな。

猫背は腰から治せ

「猫背治したいのよね。

肩がこう・・こんな風に開くといいのかしら??」


なんて鏡の前で斜に構え姿勢をとっているアナタ。

ちょっと視線を下げてみて。

もうちょっと下、そう腰のあたりを見てみましょう。


お尻が後ろに出っ張ってたり

逆に腰が前に付き出ていたりしませんか?


一生懸命ポーズ決めていることろ失礼ながら

腰の重心が取れていなければ

どれだけ胸を張ったって

体に余計な負担が増えるだけなんですよ。


例えば腰が前に突き出ている場合

背中から肩は?マークさながらに丸まった猫背となります。


これは一見アンバランスなようで実は

腰で崩したバランスを上半身が補っている状態です。


苦肉の策で丸めた背中を強引に伸ばせば

体は軽いマトリックスの姿勢を強いられることになります。


そんなのが体にとってラクな訳がない。

負担がかからない訳がない。


猫背を治したければ先ずは腰。

体の要である骨盤の位置を正しましょう!



腰痛関連筋ってご存知?

「あのぅ腰が痛いんです。」

という患者さんに治療を始めたとき

時々物凄く正直に不安な顔をする方がいます。


なぜなら腰が痛いと言っているのに

臀部や太腿の治療を始めるから。


腰が痛いと書いて「腰痛」だからもちろん痛みは腰に出る。

でも腰痛の根本原因て(ヘルニアなどを除いて)

その多くが腰にないことをご存知ですか?



最近は猫も杓子も骨盤花盛りですが

実際骨盤の役割は非常に大きい。


社長にお辞儀をすれば骨盤もお辞儀するし

クラブでふんぞり返れば骨盤も踏ん反りかえります。


そう、私たち体の動きと連動して動くのが骨盤。


この骨盤があなたの心の内と同様に

頭下げたくないぜ。とか

ホントはいつも踏ん反り返りたいんだけど。とか

体の必要とする動きについてこれなくなると

腰痛は起こる訳です。



筋肉と言うのはポカンと肉体の中に浮いているものではありません。

起始部と停止部と言うのがあり

骨盤から膝だとか、骨盤からろっ骨だとか

様々に骨から骨へとまたがっているものです。


ですからこの筋肉たちの動きが鈍くなると

骨盤も思うように動かなくなり腰に痛みを発する訳です。


ザックリ言うと腰から下の大きい筋肉は殆どが

腰痛に関連します。


みなさん、腰痛で太腿治療されても驚きませぬように。

そして下半身のストレッチは腰痛に効く

と言う事を覚えておきましょうね!


ねばらはる1年に

「細雪」という映画がある。

昔の京都の雅な4人姉妹のお話である。


「ねばらはったなぁ (ねばったわねぇ) 」


とは、この映画の最後に長女と次女が

三女の事を言ったセリフ。



大人しく、この上もなく美しいが、どこか頑固な三女は

(役は吉永小百合)

なかなか結婚話がまとまらない。


その三女が何度もお見合いを重ね

周りもなかば呆れ、なかば嫁ぐことをあきらめた頃に

家柄も趣味も財産も顔も全部揃った男が現れ

ようよう見合い話が成立する。


それを見て長女の岸恵子と次女の佐久間良子が言うんである

「ねばらはったなぁ」・・と。



三女は美しいが、はっきり言って女受けはしないタイプである。

か細い声で「へぇ、へぇ」と頷きながら結局は意見を通すし

二女の夫に隠れて帯をほどかせたりしている。

なのに表面は清楚。


なかなかのやり手なんである。



しかしながら

この「ねばらはる精神」は

見上げたもんだと思った。



今年もあきれ気分が一周回って参った!

と周りがため息をつくほど、

ねばらはる精神で頑張りたい。もちろん仕事を。


では、今年も皆さんよろしくお願い致します^^