親子の会話

入院している友人の大部屋で面白い会話を耳にした。


救急車で運ばれたお母さんと

慌ててやってきた息子の会話である。


大柄な息子さんはとにかく気が短い。

なにを話してもいちいち怒り口調だ。


何度となくおむつを心配する母親に

「明日、○○(多分兄弟の名前)に言えっていってるだろ!」

と怒鳴る。


しばらくしてまたオムツを心配する母親に

「今夜は看護婦さんが用意してくれるから大丈夫なんだよ!」

と、また怒鳴る。


そんなやりとりを何度か繰り返した後、最後にこう怒鳴った。

「おい!オムツ、買ってきたからな!」


思わず笑ってしまった。

何のことはない、息子さんもとても母親を心配しているのだ。


だったら最初からもっと優しくしてあげればいいのに。

きっと照れが邪魔をするのだろう。


全く男ってやつは・・と考えながら、ふと思い出すことがあった。


今日はケンタッキーを食べたいと言う母の為に

フライドチキンを買いに行っていた。


チキンを渡して母に一言。

「私の分は取っておかなくていいから、全部食べちゃいなよ!

まったく、いつも変に気を使うんだから!」


まんまと怒鳴っていたのだ。


親子とは難しいものである。

2011年12月14日|おかめ日記0 コメント

よもぎのあんこもち

先日、朝市で買ったよもぎの餡子餅を食べて

ふいに涙が出てきたことがあった。


別に悲しいことがあったわけではない。

よもぎの味の濃いのに心が揺れたのだ。


田舎の子なら分かると思うが、

摘んできたよもぎで作った手作りの餅は

どっさりと青臭いほどよもぎが入っている。


その味に、形にもならない様な思い出や

懐かしい家族の景色が一緒にかぶさってきたらしい。


私もいよいよそういう年になった。

花の中年時代に突入である。


2011年12月3日|おかめ日記0 コメント