だいたいやね。その2
だい-たい 【大腿】
脚の付け根から膝までの部分。
先日岡崎でロミロミをしている
「KALOHA カロハ」のマユミ先生と
♪盗んだバイクで走りだす~
と一緒に口ずさみながら、
あの歌のタイトルは”15の夜”だったね。
などと話していたとき。15の、
その夜から既に3倍近い時間が流れて
しまっていることに気づいて愕然とした。
40代になって”いいなぁ”と思うのは
昔よりは物事にこだわらなくなったコトである。
10代、20代の頃の輝きは美しくも苦しいのだ。
さて大腿とは、言わずと知れた太ももの部分であるけれど、
物事に表と裏があるように、
やはり大腿にも表と裏ならぬ、前と後ろがある。
前を”大腿四頭筋”と呼び、
後ろを”ハムストリングス”と呼ぶ。
こう並べると、なぜ腿の後ろだけカタカナなんだ!
と急に疑問に思うのだが、
どちらも複数ある筋肉の総称である。
そして、
”大腿四頭筋”は椅子に座るとき、
”ハムストリングス”は椅子から立ち上がるときに働く
という、おんなじ太ももの中に、
全く逆の作用が含まれているのが
筋肉の良く出来た、そして面白いところである。
いったい生まれてから今日まで、
何回立ったり座ったりしたんだか分からないけれど、
太ももは見て喜ぶだけの所じゃなくって、
私たちが生活するにあたって
とてもよくお世話になっている部分なのだ。
ところで、立ったり座ったりする時、例えば膝に痛みが出たら
この太ももにカラクリという名の原因がある場合が多い。
整体に行こうかな。
と思ったら、どんな時に痛みが出るのか
覚えていくことをお勧めします。
そこには良くなるためのヒントがたくさん隠れていますから。